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コロナ禍と活動





コロナウィルスのパンデミックが始まってすでに2年余りが経とうとしています。ブータンで主に活動を重ねてきた私達ですが、渡航ができなくなってからの活動はリモートで行わざるを得ないこととなり、教育活動は主としてZOOMによるものとなっています。幸いにも九州大学アジア遠隔医療開発センターの協力を得て症例検討会もスムーズに行え、2022年2月には第6回目のTTT開催となりました。徐々に早期胃癌も発見されるようになってきたことは本当に喜ばしいことだと感じています。ZOOMと同時に提供してきたe-learning は現時点で61カ国1459名の医師が参加されています。現状ではこれがベストの方法だと思っていますが、やはり対面での指導も再開したいと考えています。ダワカ村での検査治療後の聞き取り調査も現地保健所スタッフの協力をえて2021年12月に行われ、600名近い聞き取り調査の結果、多くの方がこのプロジェクトにポジティブであったことが確認できたことも(図は99%の方が検査治療に満足=青との回答をしめしたものです)嬉しいことです。これらの結果をまとめできるだけ早い段階で保健省への政策提言までもってゆき、ブータン全土へ活動が広がっていけたらと思っています。またこれらの結果はいつか公開し、公衆衛生の発展に役立てていただきたいと思います。

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