今回はラオスの内視鏡治療のためのワークショップに内視鏡を介助しメンテナンスを行う看護師の指導に講師としてきていただいた大阪国際がんセンターの臨床工学士の宇座英慈先生にいらして頂きました。途上国では、医療機器が壊れると修理費用が捻出できないためそのまま機器が使えなくなることが多々あり、機器のメンテナンスは最重要事項の一つです。臨床工学士の立場より見たラオス医療事情をお話しいただきます。 2025年10月7、8日の2日間でラオス首都ビエンチャンに位置するセタティラート病院で開催された「第11回 Train the Trainer for endoscopists -The workshop for the advanced therapeutic endoscopy 」の看護セッション講師として参加しました。今回のワークショップでは、大阪国際がんセンターの上堂医師と福岡大学筑紫病院の今村健太郎医師による内視鏡診断と内視鏡技術に関するレクチャーが行われ、ハンズオンレクチャーでは上中級内視鏡医、初級内視鏡医、看護師と3つのコースを想定した実技講習が行わ