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ラオスチャンパサック県の内視鏡検診(2)

今回はラオスの最南端チャンパサック県立病院で癌センターと行った内視鏡検診に参加してくださった阪口先生のレポートを第2部です。今回は美しいラオスの景色の写真もご覧いただけます。


3日目の検診が終了後、車で約1時間のワット・プーに連れて行ってもらいました。約10~12世紀ごろに建てられたアンコール王朝時代のヒンズー教寺院の遺跡(写真1)で、世界遺産に指定されています。当時、この地はクメール人の支配領域で、ワット・プーはアンコールワットと似た建築様式ですが、それよりも古い建築物らしいです。ラオス南部はカンボジア、ベトナム、タイとの国境に近く、首都とはまた異なる文化遺産が存在します。

その夜は、全員で懇親会を行いました。ビルの屋上での夕食会で、気温が17度くらいまで下がり、風が吹くと、長袖のシャツを着ていても寒く感じます。ラオスには冬はないと思っていたので、意外な印象でした。ただし日中は30度くらいまで温度が上がり、さすがに熱帯地方だなと感じました。

4日目は患者さんが少なく、午後1時には検診が終了したので、そのあと車で約2時間のボーラウェン高原に連れってもらいました。ここは文字通り高原地帯で、ラオスコーヒーの産地です。東に向かえば、ベトナム国境につながります。まず、林の中のカフェで特産コーヒーを頂き、次に生まれて初めて見る広大なコーヒー園(写真2)に行きました。水量たっぷりに流れ落ちるタート・ニュアンの滝では水しぶきがかかるほど近くまで行くことができます(写真3)。また高低差200メートルが2本もあるタート・ファーンの滝では、ジップラインでの見学もできます。高所恐怖症の私には全く不可能ですが。

 

20日午後、全員で打ち上げ写真を撮って終了です。(写真4)その日のうちに車ではビエンチャンには帰れないので、ビエンチャンチームはもう一泊して翌日内視鏡を積んで12時間かけて帰ります。私は、最短で帰れるハノイ経由関空行に乗るため、やはり一泊しました。その夜は、これまでの経費の領収書のチェックです。宛先がHIGANである事を確認し、文字はラオス語ではダメとのことで、チャンパデン先生に英語に翻訳してもらいました。それもなんとか21日早朝に終了。

いろいろな事があった一週間は何とか終了し、22日早朝には関空に到着したのでした。



写真1(上段左)ワット・プーのチャンパの木 

写真2(上段中)ボーラウェン高原の広大なコーヒー園

写真3(上段右)バナナの茂るタート・ニュアンの滝

写真4(下段左)今回も無事終了。お疲れ様でした


 

 

 

 

 



             

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