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内視鏡医の育成

内視鏡医が少ないブータンで、日本人専門家による早期胃癌の見つけ方の訓練を始めています。

 

これはTrain the trainer (TTT)と呼ばれる手法(右下3番目)で、コアとなる比較的少数の医師に専門家がハンズオンで技術と知見を伝授します。

現地医師達は毎月の内視鏡レポートを作成し、本法人に提出します。

このレポートによって発見率が上がったか否かを確認できます。

こうして技術を獲得した医師達は現地の後輩医師にその技術を現地語で伝達し、知見が全国に広がっていく仕組みをTTTとよんでいます。


 

 

 

 

 

 

 

近年は、九州大学アジア遠隔医療開発センターによるZOOMによって3ヶ月に一度の症例検討会を行っています。

そこで念願の早期胃癌の発見報告もありました。

 

 

2024年には内視鏡的粘膜切除術(ESD)による手術ではない胃癌の治療も開始しました。

2022年からは同様にラオスの国立癌センターでも内視鏡指導を開始しました。(右は上部消化管モデルで練習する研修医)

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