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高校生の頃


大学時代の科の選択の話を書きましたが、それより前になぜ医学部を選んだのかという質問もあったので、そのことについて少し。私の家は普通の会社勤めの家でしたから医学部は自分の選択だったということになります。

高校時代に好きだったのは(よくできたという意味ではなく)数学、国語、予備校で好きになったのは物理、でした。覚えるのが不得意だったので、英語や生物は苦手だったのですが、ブルーバックスの分子生物学入門みたいな本で書かれていた DNAの話にはわけもなく惹かれ、これを勉強してみたいと漠然と思ったのを覚えています。(後に英語も生物も必須の世界に進んだ訳で不得意分野に何故という気もしますが)

医学部を志望した強い動機は覚えてないのですが、中学時代に同級生が突然(今でいう1型糖尿病で)亡くなったあたりから、少しずつ病気が治せるような職業っていいなと思うようになった気がします。もしかするとその頃読んだ本なんかの影響もあったかもしれません。所謂公害病も報告されつつあった時でした。又、分子生物というよくわからなそうなものにも惹かれていたので、医学部でそんな基礎研究もしてみたいとも思ってました。

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