医学部は6年という少し長い学生時代を過ごします。
学生の頃何を考えていたかは忘れてしまった部分もあるんですが、何科に行こうかということはよく考えました。
というのはその頃は卒業の時にすでに科を決めておかねばならなかったからです。もちろんポリクリという病院実習はあったんですが。
やっぱり、患者さんが治って退院していくのを見届けられる外科だよなぁと初めは考えました。でも体力ある方じゃないし、、、じゃ、じっくり考えられる内科かな?とも。直感的な所もある画像診断も好きだったので放射線科もいいし、など迷いました。結局、学生時代に暇に任せて足を運んで顔なじみになっていて、画像診断も入り実際にカメラなどの手を動かして働ける消化器内科を選びました。そのことはいろいろ変遷を得た後でも後悔してません。もし学生さんが悩んだら、その時に一番好きで打ち込めそうな科を選ぶこととお勧めします。
なぜならその後でやり直しはいつでもできるし、好きなことなら苦にならないから。
私もその後、結構道草を沢山くいましたが、最後に今、消化器内科医に戻れてちょっと幸せを感じています。