翌日はJICA事務所を訪問させていただき、本法人の説明とラオスでの内視鏡を含む医療事情を伺った。さらに地元の主要病院であるマホソト病院(写真3)、セタテイラート病院(写真4)を訪問し、内視鏡室を見せていただいた。両病院ともに新しい病院の建築と旧病院の混在がみられる。マホソトでは名古屋大学からの指導を受けたことがあり、また、セタテイラート病院では琉球大学からの指導により、上部消化管検査全例3点の胃生検を行い、ラオス健康学大学の病理学教室で解析を行なっている。大学の病理医の先生は日本の東京医科歯科大学の病理学教室に留学経験をもっておられ色々な場面で日本との繋がりを感じた。さらに保健省を訪問し、Phoummalaysith 保健大臣に活動の趣旨を説明し、本法人への期待と激励の言葉をいただいた(写真5)。今後ラオスにおいても活動が広がるよう努力したい。
写真1上段左:上部消化管モデルを説明する日本人医師
写真2上段中:修了書を院長より授する若手医師
写真3上段右:マホソト病院内視鏡室にて
写真4下段左:セタチィラート病院入り口
写真5下段中:保健省にてフォマラシス大臣(右)と
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