December 11, 2016

新米の医師だった頃、早く一人前の医者になる為に役に立った事の一つは、現代では非効率的と言われるかもしれませんが、病棟にいる事だったように思います。普通の会社と違って病院は夜でも入院患者さんはいて、急に体調が悪化することがあります。その際には、そこに居れば少なくとも事態の解決方法を見て学ぶ事が出来たし人手も少ないので手伝わせてもらえます。医師の仕事は結構職人っぽいところがあると私は思っているので、ちょっとしたことでもこの人はこんな風に工夫するのかと見るのは勉強になり、また自分の目で実際に見て触れたことは概して忘れにくいものです。最近夜...

November 1, 2016

そんな(言葉がわからないままに)日々を送りながら、一体いつになったら皆んなが言ってることが理解できるようになるんだろうか?と思い悩んでました。でも英語だけを勉強する暇は今度ははっきり言ってゼロでした。それくらい実験は忙しかったんです。習うべきことも山ほどありました。週末に大学生がボランティアでやっている1時間程の会話教室は最初の2ヶ月くらい行きましたがそのあとは週末も仕事をすることになっていかなくなりました。

そうこうしているうちに何となくわかることもある(少なくとも言ってることは少しは理解出来る)、という感じにはなってきたのですが、...

October 3, 2016

海外での活動を考える時に多くの日本人がネックに思うのは語学ではないでしょうか?

 高校時代の話にも書きましたが私は英語が大の苦手でした。医者になってから、最先端の医学は英語で読まねばならないということを知ったのですが、だからといって英語を勉強する時間などなく、(いやというよりはやりたくなかったといった方が正確かもしれません)医局の研究室に来てくれる英語の先生からも逃げ回る始末でした。もちろん話せたらなあという気持ちは十二分にあったんですが。

 好奇心だけは人一倍あったので、ボスのお勧めに従い、そんな状態のままで、30代で単身アメリカ留学...

September 8, 2016

大学時代の科の選択の話を書きましたが、それより前になぜ医学部を選んだのかという質問もあったので、そのことについて少し。私の家は普通の会社勤めの家でしたから医学部は自分の選択だったということになります。

高校時代に好きだったのは(よくできたという意味ではなく)数学、国語、予備校で好きになったのは物理、でした。覚えるのが不得意だったので、英語や生物は苦手だったのですが、ブルーバックスの分子生物学入門みたいな本で書かれていた DNAの話にはわけもなく惹かれ、これを勉強してみたいと漠然と思ったのを覚えています。(後に英語も生物も必須の世界に進...

August 5, 2016

医学部は6年という少し長い学生時代を過ごします。

学生の頃何を考えていたかは忘れてしまった部分もあるんですが、何科に行こうかということはよく考えました。

というのはその頃は卒業の時にすでに科を決めておかねばならなかったからです。もちろんポリクリという病院実習はあったんですが。

やっぱり、患者さんが治って退院していくのを見届けられる外科だよなぁと初めは考えました。でも体力ある方じゃないし、、、じゃ、じっくり考えられる内科かな?とも。直感的な所もある画像診断も好きだったので放射線科もいいし、など迷いました。結局、学生時代に暇に任せて足を運んで...

July 8, 2016

この活動を思いついたきっかけはやはり自分の仕事、医者という職業からなので、まずはその医者になりたてだった昔の日のことを少し。

私が医者になった頃

それは随分前のことになってしまいましたが、今でも研修医を始めた時のことは鮮やかに思いだします。大学病院の消化器内科に入局し、注射の仕方から胃チューブの入れ方まで、自分達でお互いに恐々試してみてました。鼻から入れた胃のチューブ、キシロカインたっぷりでも痛かったなあ〜。。。

私の性格なのか、本を読んで得た知識より、実践で獲得した知識や経験は頭の中にしっかりと定着する傾向にありました。初めての一人暮ら...

June 28, 2016

胃癌を撲滅する会とは、まずはどんな会なのか、ホームページを覗いたら少しわかっていただけたでしょうか?

簡単に言うと、日本の優れた内視鏡技術やピロリ菌の弊害(胃潰瘍や胃癌の原因となる菌)をピロリが蔓延する新興国の人に知って伝えていきたい。それには潤沢な資金を持たない私達医者ができることは、まず日本の技術を現地のお医者さんに伝授することかなと思ったんです。

ドクタラーゼという雑誌のインタビューの時にも話したのですが、私の紆余曲折の人生の中でインドの僻地で医者をする機会があり、その時この活動を思いつきました。愁訴を持った患者さんが結構いてその...

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